同仁堂名品ーー牛黄清心丸

牛黄清心丸の原方は中国の宋の時代に著された漢方の名著
<太平恵民和剤局方>に収載されており、創製より優に 
900余年の歴史を有する優れた高貴薬である。


代表成分の効果
成分  効果
麝香
(芳香開窮薬)
漢方では気血は生命活動に不可欠なエネルギーとしており、その通り道を「経絡」と呼んでいます。麝香には、この経絡のふさがりを開き、生体の恒常性を保つ、重要な働きがあります。瀕死の病人の生気を呼び戻すほどの薬といはれています。
牛黄
(芳香開窮薬)
「健忘」すなわちボケの予防や治療に用いられ、頭部の有毒物質を解毒することにより、脳血管障害、の予防に用いられる高貴薬。
羚羊角 ストレスを抑え、眼病を治し、頭痛、眩暈、角膜混濁、用いる。
人参 肉体及び頭脳労働の能率向上、精神的ストレスによる疲労回復、血糖値降下作用、性腺ホルモン分泌作用がある。
当帰 動脈硬化を予防し血中の脂質を下げ、血栓の形成を予防する作用がある。
純金箔 丸薬を金箔でコーティングすることによりホメオパシー(生体機能是正)効果がある


.〜牛黄清心丸の適応症〜

  牛黄清心丸は益気養血(胃腸機能を強化し,造血を促進する),清心化痰(心臓の機能を調整し,エネルギー,血液の流通を促進する),鎮驚安神(精神安定)の効能を備えている.気血不足(栄養不足),痰熱上擾(有毒物質による頭部の機能障害),心窮不利(欝状態),肝風内動(躁状態),経絡阻滞(慢性の諸疼痛)により起こる疲労倦怠,胸苦しい,眩暈,イライラ,動悸,不眠,著しいものでは,中風,口眼の歪み,半身不随,言語障害,よだれなどの症状に適用される.
 以下に本剤の主要な適用症を紹介する.

(1) 加齢による身体虚弱,病後虚弱:栄養が十分に供給できず,生体の諸機能が低下し,有害な物質が体内に停滞している状態である.具体的には,倦怠無力,気力不振,眩暈,多汗,盗汗,動悸,不眠,健忘,食欲不振などの症状に用いる.

(2) 神経衰弱:ストレスに起因する軽度な精神障害であり,倦怠無力,不眠多夢,思考力減退,記憶力減退,意欲不振などの症状に用いる.漢方医薬では,ストレス或いは身体虚弱が原因で身体機能のバランスが失調したものと認識している.

(3) 高血圧症:中枢神経機能の失調に起因し,血圧上昇,神経機能の失調を伴う全身性の疾患である.頭痛,眩暈,視力減退,耳鳴り,動悸,不眠,多夢,健忘,イライラ,易怒,倦怠感,集中力散漫などの症状に用いる.漢方医学では,本虚標実(病因は身体虚弱であるが,陽性の症状を呈する),上盛下虚(身体の上部では陽性の症状を呈するが,下部では虚弱),肝陽上亢(ストレスにより頭部に陽性の症状が現れる),痰熱上擾(体内に停滞した有害物質が頭部の機能を混乱させる)と認識されている.

(4) 更年期障害:更年期の婦女の卵巣の機能低下に伴うホルモンの分泌異常と自律神経系の失調に起因する全身性の疾患である.月経不順,眩暈,耳鳴り,潮熱,盗汗,動悸,不眠,イライラ,易怒などの症状に用いる.漢方医学では,エネルギー不足に伴う諸機能の低下,陰陽のバランスの乱れと認識されている.

(5) 動脈硬化症:コレステロール性動脈硬化,細動脈硬化などで動脈壁の変性に起因するびらん性脳組織の変性及び神経機能障害である.頭痛,眩暈,視力減退,倦怠感,嗜睡,不眠多夢,記憶力減退,情緒不安定,肢体の麻痺,震え,動作緩慢,痴呆などの症状に用いられる.漢方医学では,栄養不足と体内に停滞した有害物質によるものと認識されている.

(6) 顔面神経麻痺:顔面神経炎或は顔面中風ともいい,原因は明確ではないが,神経を滋養する血管に障害が起こり,神経組織が虚血,水分過剰で浸透圧の変化が起こるためと思われる.口,眼の歪み,目が閉じない,額のしわの消失,眉の不動,鼻,唇の溝が浅くなる,顔面の麻痺感などの症状に用いられる.漢方医学では,気血不足(栄養不足による諸機能の低下)の状態のとき,顔面に寒気が加わり,栄養物質が神経や筋肉に十分に流通しないためと認識されている.

(7) 中風後遺症:脳溢血,脳梗塞,脳血栓などの疾病の後遺症である.片方の肢体が不自由で,半身麻痺,口や目が歪む,言語障害などの症状に用いる.漢方医学では,肝,腎の栄養不足,血液の停滞,体内の有害物質が神経や筋肉に悪影響を与えるものと認識されている.

牛黄清心丸は臨床で広範囲の疾患の治療に応用され,すぐれた治療効果を上げている.また,毒性や副作用がなく,多くの疾患に対して健康増進的に用いられる薬剤である.


高級天然牛黄ーー詳細
2,300円/箱
普通天然牛黄ーー詳細
850円/箱

検索して下さい、この低価格
北京同仁堂シリーズ
.

Copyright (C) 2006 China syuuhin.All Rights Reserved.